最近太刀魚釣り に はまっている、テクニカル事業部 曽根です。
秋は太刀魚、キビレ、チヌ、烏賊、バス・・・
と、何を釣りに行くか毎年迷っています。ヽ(;´ω`)ノ
ではでは、本題に。
・・・蛇口から水が出るには色々な方法があります。
殆どの方が、
「水は勝手に出る物」
と、お思いでしょうが、
蛇口から水が出るまで色々な設備があります。
今回は「高架水槽給水方式」についてお話しようと思います。
簡単に言えばこんな感じです。
受水槽に水を貯めて揚水ポンプにより高置水槽へ揚水し、
重力により給水する方式です。
この方式は40年前から導入されており、
大型のマンションや重要施設に多く用いられています。
学校などの避難所になっている所もこの給水方式です。
最近は加圧給水ポンプユニットによる給水方法や、
ブースターポンプによる給水方式などが主流になってきているため、
高架水槽給水方式は段々と減ってきています。
しかし、加圧給水ポンプユニットやブースターポンプは
ポンプが故障してしまえば、即、断水になってしまいます。
が、高架水槽給水方式はポンプが故障してしまえば断水はやっぱり免れませんが、
断水まで少し猶予があるため、その間に緊急出動して修理をすることで、
被害を最小限に抑えることもできます。
・・・ポンプが壊れてしまったら交換しかありませんね!!!
実は僕たち、アールシーエス テクニカル事業部は出来るんです(‐^^‐)v
こちらは古いポンプです。
まずはこのポンプを撤去することから始まります。
このポンプが重いのなんの、70kgぐらいありますっ!(((( ;°Д°))))
ポンプ側とモーター側で分解をして何とか運んで外まで撤去します。
撤去後綺麗に下を掃除します。
撤去したら、新しいポンプを備え付けます。
今回は川本製作所のKR5というポンプを取り付けました。
以前のポンプは鋳物製のため、サビなど腐食が進行していくに対し、
新設ポンプはステンレス製!!!
サビなどの腐食が少ないため、もちろん長持ちします。
一緒に配管も新しくします。
まずはサクション管(受水槽からの給水管)。
左が既設サクション管・右が新設サクション管です。
2本来ていたサクション管を今回は1本を2本に分割して作成しました。
作成後は配管の腐食を防ぐためにラッキングを実施します。
吐出側も同様に配管を新設し、工事完了です。
水は生活に欠かせない物。
● まめにポンプの点検を行う
● (故障になる前に)分解設備を行う
など、一度ポンプを見てみてもいいかも知れませんね。
テクニカル事業部 曽根
2024.06.27