今回はワックスについて書こうと思いますφ(.. )
最初は液状になっており、塗布後水分を十分に乾燥させると樹脂成分が残り、
ワックスが塗れた状態になります。
ただ、塗布直後に踏んだり触ったりすると、
そのまま靴型等がついたまま乾燥してしまいます・・・Σ(~∀~||;)
(正直これが作業中で一番困ります(´д`lll) )
作業員も踏まないようにルートを確保しながら塗っていきます。
床には直接汚れがつかない状態になるので、
直接汚れがついている場合と比べると掃除も大変楽になります。
そしてなぜ光るのかというと、
ワックス自体が光っているのではなく(当たり前ですが)、
床の細かい凹凸を整え、平らにすることで光の反射率が上がり、
結果的に光って見えるわけです。
何層も塗布することにより、床の凹凸がどんどん整えられていくので、
光度が上がります。
歩行等の磨耗によってどんどん反射率は低くなり、
傷だらけになり、床材も傷めてしまう。
そうなる前に我々が定期的に洗浄を行い、
ワックスを塗布し直すのです。
しかし、劣化していくものなので、定期的にリセットする必要もあります。
劣化が進むとワックス自体が黄色に変色していき、黒ずんでいきます。
見た目も悪いですね。
リセットの方法は次回書くとして・・・
古いビル等では劣化が激しい所も多いのですが、
リセットされた状態を保つと、
古いビルでも年数は感じられなくなるように思います。
全体的に明るくなりますし。
服飾系店舗等でワックスを塗布するのとしないのとでは、
やはり商品の見え方が違います。
売れ行きも変わるとの声も耳にした事があります。
どんどん売って頂いて、
どんどん仕事を頂いて、
また商品が売れて・・・
の、いい無限ループになればいいなと思っています。
若干話が逸れたように感じますが、これにて終わります。(・ω・)b
次回は洗浄方法についてを書こうと思います。
クレンリネス事業部 黒﨑/
2024.06.27