皆さんこのマークご存知でしょうか?
妊婦の方がカバン等に付け、
周囲の方へ妊婦である事を分かって貰えると同時に、
周りの方もちょっとした心使いが気兼ねなく出来るマークだと思っています。
身近なところでは電車内の席の譲り合い等がありますね。
いわば、『周囲の心使い=みんなのやさしさが集まるマーク』と
思い込んでいるホテル事業部岩佐です。こんにちは!(*^ー^)ノ
このマークをブログに載せようとインターネット検索をした際に、
考えさせられる内容を書かれている方が居られましたので、
皆さんにもお伝えします。
『私はがん患者です。
抗がん剤治療を行なっています。
先日、電車の席に座っていましたら、
目の前に「おなかに赤ちゃんがいます」のマークを付けた方が
来られました。
私は抗がん剤の副作用で立ち上がる事が出来ませんでした。
周囲の方は「何故席を譲らないのだ?」と言わんばかりに
私を見ていました。』
『私は譲りたくとも譲れなかったのです…』
どのように感じられますか?
想像してみてください。
状況からすると周囲に座られていた方もいるでしょう。
何もこの方だけが辛い思いをする必要がこの状況には無いと思います。
周りの方は寝ていたのか、妊婦さんとは分からなかったかは分かりませんが、
誰か一人ちょっとした気配りがあれば、
この方もこの様な気持ちを持たなくて済んだかもしれません。
私はこのマークがあった為に、
このような辛い思いをされた方が居られた事に悲しみを感じました。
このマークから想像しなかった出来事です。
しかし、現実にあった話です。
一見元気そうな人でも持病があり、
同じ気持ちを持たれた方も居られたかもしれません。
人の外見だけで判断は出来ないのは事実です。
じゃあ、私が出来る事は?
「優先座席には座らない」
「周囲への目配り」
「一歩踏み込んで声を掛けてみる」等。
色々考えた結果どれも、その状況を想定した上での準備が必要です。
この場合はどのように声掛けようか?等
これでは突発的な状況に対応出来ないですよね?
よって
『取り組み=行動』
と捉えず、
『意識の改善』
を、行なおうと思います。
常に電車で同じ状況が起こるとは限りません。
また、電車以外においてもどのような状況に遭遇するか分かりません。
だからこそ、私自身の気持ちを変えておく事が重要と思いました。
文面にすると分かりにくい取り組みですが、シンプルに言うなら
自分の中の
『 人として 』
という部分を大切に出来るかどうか。
私はその答えとなりました。
困っている方に遭遇した際に手を差し出す事が出来るかは、
自分の意思次第です。
差し出す基準は自分の中にある『人として』の判断で良いのかなと思います。
気持ちがあれば、行動は自然と伴うものではないでしょうか。
その際の
『ありがとう』
とても気持ちが良いものです。
ホテル事業部 岩佐